2011年8月27日土曜日

夏休みの日記(濃縮還元版)

いつも夏は楽しいし、楽しくしようと常心がけてはおりますが、とはいえ、その心がけもまぁ夏に限ったこっちゃないんですけどね。


細々とではございますが、わたくし色んな方々と演奏をご一緒させて頂いており、それだけでも十二分に幸せな事なのですが、加えて最近は人の音色が好きで好きで、しあわせ(not しわよせ)が増すばかりでございます。特に先日参加させて頂いたWAI WAI STEEL BANDのサマーキャンプは絶頂の連続でして、昼間から酒を煽れる(また酒の話かよ)事も相まって抜群に楽しい日々でありました(現在進行形)。


今日は夕立というにはあまりに激しい、それはもう熱帯地域の突発的豪雨のさながらの雨が大阪では降ったのですが、雨上がりのアスファルトの匂いや、暮れる前の空はこころなしか夏の後ろ姿の様子で、なんだか少し喪失感と秋の訪れをしみじみ感じずにはいられませんでしたが、みなさんは如何でしたでしょうか?


はてさてこの夏、いやいや(意地はって)終わらせる気にはまだ早いので、ここはひとつこの夏の総決算的と豪語致します、そんな演奏会が明日、来週の火曜とございます。まずは明日、先週参加させて頂いたWAI WAI STEEL BANDにまたもや参加で、岐阜県のお祭りSUMMER FESTA IBIGAWAに出演させて頂きます。で、来週火曜は本町の沖縄料理屋、美ら風美風で、ビアガーデン方式のライブに、ビールの伸びるユニット(これは僕が勝手に言っているだけですが・あはは)「Island Wise」で出演致します。どちらもまだまだ夏の匂いと瑞々しさと暑気をたっぷり含んでおりますので、ご都合よろしければ是非是非遊びにいらして下さいね。


今日の気分はこれ
Ahmad Jamal Quartet / Poinciana
ビールが伸びるぅぅ〜




ではでは皆様よい週末を


2011年8月3日水曜日

にせもの

先日マークリボーと偽キューバ人のライブを観に、もうすぐ閉まってしまうという心斎橋クラブクアトロへ行って参りました。僕にとってキューバ音楽への入り口はマークリボーであって、その頃全然ラテン音楽とか今よりも更に微塵も知らなかった頃に僕はその音楽に衝撃を受けたのでした。で、ちょっと話が逸れるのですが、僕にとってブラジル音楽の入り口はチボマットとショーンレノンとアートリンゼイだったし、ましてや「ラテンやなぁ」とラテンを意識して興味を持ち始めたのがラテンプレイボーイズだしっつう、なんし(大まかなくくりの)ラテンへの入りがいびつな感じでして、ま、入り口なんてそんなもんかと言えばそれまでなのですが(ちなみにジャズの入り口は、ローランドカーク/ドミノ)。


そんなキューバへの興味のきっかけとなったマークリボーと偽キューバ人、いやぁ素晴らしかったですよ。生でオラシオも観れましたし。しかも、偶然にもマークリボー御大とエレベータで一緒になるという嬉しいハプニングもアリで(って、裏口のエレベータ使わないのね)楽しいことばかり、ばかばかバカンスでした(昼間働いとったけどさ)。


そうそう、そんなラテン音楽なんだけど、菊池成孔さんが以前「フェイク」の付く非西洋音楽は「ラテン」だけであるっていうのが、自分の入り口と照らし合わせてもハラオチするんですよね。とはいえジャンルや呼称なんて分類分けのしおりだから別に「フェイク〜」が他にあってもいいんだけどね。ま、ラテンが扱われる事が多かったのか、扱いやすかったのか
故に「フェイクラテン」が存在するというのは詳細は不明なのですが。


そんな紛いモノ、不純物だらけの、いびつなバチモン野郎としてこれからも邁進していきまんす。


そうそう、こんなん見つけました。僕をラテンへと誘なった「ラテンプレイボーイズ」のライブ動画。タイトルは「Mustard」で、曲調は沖縄っつう、フェイク沖縄を演奏するメキシコ系アメリカ人って!!






Latin Playboys live "Mustard" 





音楽って楽しいな。