2011年8月3日水曜日

にせもの

先日マークリボーと偽キューバ人のライブを観に、もうすぐ閉まってしまうという心斎橋クラブクアトロへ行って参りました。僕にとってキューバ音楽への入り口はマークリボーであって、その頃全然ラテン音楽とか今よりも更に微塵も知らなかった頃に僕はその音楽に衝撃を受けたのでした。で、ちょっと話が逸れるのですが、僕にとってブラジル音楽の入り口はチボマットとショーンレノンとアートリンゼイだったし、ましてや「ラテンやなぁ」とラテンを意識して興味を持ち始めたのがラテンプレイボーイズだしっつう、なんし(大まかなくくりの)ラテンへの入りがいびつな感じでして、ま、入り口なんてそんなもんかと言えばそれまでなのですが(ちなみにジャズの入り口は、ローランドカーク/ドミノ)。


そんなキューバへの興味のきっかけとなったマークリボーと偽キューバ人、いやぁ素晴らしかったですよ。生でオラシオも観れましたし。しかも、偶然にもマークリボー御大とエレベータで一緒になるという嬉しいハプニングもアリで(って、裏口のエレベータ使わないのね)楽しいことばかり、ばかばかバカンスでした(昼間働いとったけどさ)。


そうそう、そんなラテン音楽なんだけど、菊池成孔さんが以前「フェイク」の付く非西洋音楽は「ラテン」だけであるっていうのが、自分の入り口と照らし合わせてもハラオチするんですよね。とはいえジャンルや呼称なんて分類分けのしおりだから別に「フェイク〜」が他にあってもいいんだけどね。ま、ラテンが扱われる事が多かったのか、扱いやすかったのか
故に「フェイクラテン」が存在するというのは詳細は不明なのですが。


そんな紛いモノ、不純物だらけの、いびつなバチモン野郎としてこれからも邁進していきまんす。


そうそう、こんなん見つけました。僕をラテンへと誘なった「ラテンプレイボーイズ」のライブ動画。タイトルは「Mustard」で、曲調は沖縄っつう、フェイク沖縄を演奏するメキシコ系アメリカ人って!!






Latin Playboys live "Mustard" 





音楽って楽しいな。

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